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最も簡単なのは100均パイポ利用ですが、如何せん入れられるハッカの量がそれほど多くない。また穴が小さいので、ハッカを補充するのが実は大変だったりする。そのあたりを解決したのが、タ○コのニコチンなどを軽減するパイプフィルターを流用するケースです。これは穴の断面積が大きいので、吸引力はさほど必要としないのがいい感じです。
これは詰められるハッカの容量もそれなりで、その気になれば口中に隠して使うことも可能。また、吸い口がしっかりとあるので唾液の逆流はあまり意識しなくてもよい。
そういう意味で、利用に関しての汎用性は高いです。マスクの季節はこれが便利です。
参照: ハッカパイプを自作しよう(100均編)・・・とにかく手間をかけない
参照: ハッカパイプを自作しよう(スタミナ編)・・・容量が多いのでメンテナンス頻度が下げられる
さっそく作ってみよう。必要なもの(ミニ)
- タ○コフィルター
- 脱脂綿(1センチ玉を作れるくらい)
- 生ハッカ (末尾)
- テープ (後述)
タ○コフィルター
私はCS5とかいうのを使っています。クロレラフィルターがいい仕事します。ローソンで5個入り70円(税抜き)とかでした。
一応、通販ものも貼っておきますが、コンビニにあればそこで買う方がいいでしょうね。
テープ
テープはなんでもいいが、伸縮性のあるものが具合が良い。当初はみ出たフィルターが吸うに従って中に引っ込むようになる。その時伸縮性のあるテープの方が再調整しやすい。(私はたまたまウチにあったテーピング用のものを使っています)
作成手順
- タ○コフィルターを分解、咥える部分、フィルター、先端部分(タ○コを差し込む部分)の3つでできている
- フィルターを半分に輪切りにする(これで5ミリほどのものが2つできる)
- 3ミリほどの幅でテープを切る
- 直径1cm位の脱脂綿の玉を作る
- 生ハッカの結晶を「適当に」砕く (小さな粒と粉が混じり合うような状態)
- 砕いたハッカをタ○コ差し込み穴に目一杯つめる
- 脱脂綿玉で蓋をして、それを抑えるようにテープを貼る
- 反対側に砕いたハッカを7,8割方入れる
- フィルターで抑え、咥える部分を差し込む(きっちりはめる必要なし)
フィルターを切ったり、脱脂綿玉を作ったりするのは初回のみ。ハッカを詰める穴は十分に大きいので作業が楽です。
脱脂綿の玉の準備が面倒な場合は、タ○コのフィルターを5ミリ幅に輪切りにしたものを使っても良い。
手順1 タ○コフィルターを分解 (咥える部分、フィルター、先端部分の3つからなる)
手順2 フィルターを輪切りにした状態
手順3 テープは左の3mm幅のものを使用 (右の 1cm 2つのテープはすたみな用)
手順6 ハッカを詰めた状態
手順7 ハッカを詰めて脱脂綿をこめ、テープで止めた状態
手順8 完成、こんな感じになります
どれくらい持つの?
どんなに吸っても2〜3日は持つと思います。まあ、減りが目で見えるので、中がスカスカだよなと感じたら補充してやってください。
メインテナンス方法
数日使い倒すと中に入っている砕いたハッカが固まってなかなかうまく吸えなくなってきます。そうなったらメインテナンスが必要です。一旦中身をきれいにしましょう。
- 吸い口を外す(抑えていたフィルターも取れる)
- 中身を出す(耳かきで掻き出す)
- テープを剥がし、脱脂綿を取り出す
- 中身を出す(耳かきで掻き出す)
- 掻き出した古ハッカを適当にほぐして、タ○コ穴に詰め直す(足りなければ追加でハッカを詰める)
- 作成手順の7〜9のを行う
吸いづらくなったハッカが変に固まっている状態が確認できます。一旦砕きましょう。案外と減っていることに驚くのではないでしょうか?このタイプの良いところは、詰めてあるハッカが見えるので、明らかに減ってきたなということが確認できることです。
100均パイポ版ほど大変ではありませんが、メンテの際に中身を綺麗にするために耳かきがあると便利です。とにかく透明なパーツで状態が良く見えるので作業がしやすいです。
テープの貼り直しなどもし面倒なら、吸い口側だけにハッカを補充すればよく、横着メンテが可能です。こちら側には大した量は入らないので、急ぎ補充の場合限定ですがね。
生ハッカについて(100均版と同じ内容です)
ハッカの結晶(生ハッカ)は非常に安く手に入ります。結晶も大きい立派なものや砕けた粉混じりのものが売っています。
通販が主でしょうが、とにかく買いすぎないように。100gもあれば相当ヘビーに吸っても早々使い切れません。吸い込むものなので安いものはありますが、できれば国産品くらいは買いましょうよ。
注意点として、ハッカは42度を超えてくると結晶が溶けてしまうので夏場の通販はやめましょう。春、秋、冬の季節に購入し、冷蔵庫保管がおすすめです。
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